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zoom RSS 『雁金屋草紙』 鳥越碧

<<   作成日時 : 2004/09/28 22:06   >>

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 この作品は、今は亡き時代小説大賞の、第一回の受賞作でした。時代小説大賞は、TVドラマ化がセットで付いていて、この作品もドラマ化されたという記憶はありますが、配役とかは全然覚えてません(^_^;)富田靖子が出たそうですが・・?(奈津なんだろうな?)

 描かれているのは、語り手の奈津の目を通した尾形光琳ということになります。奈津は、光琳の祖母の兄の孫で、光琳の生家の雁金屋に養女のように引き取られ、幼い頃から光琳、そして弟の深省(乾山)らと姉弟のように育ちます。生涯光琳を想う奈津、その奈津を一途に慕う深省、天才肌で奔放な光琳と堅実な深省が、対照的に描写されています。ネタバレするのは何ですが、奈津と深省が・・のが効いているかと思います。
(言わずもがな、ですが、人間的には深省の方が好感もてますな・・)

 このような読み方が良いのかどうかは分かりませんが、奈津のある種の「自分探し」のような側面も感じられました。いやいや、大変な力作と言って良いのでは・・。     (No.38)

(1991.1 講談社/1993.9 講談社文庫)

 父が後妻を迎えることになり、奈津は、大伯母(大叔母?手元の本では大伯母となっている)の一樹院の仕切る雁金屋に奉公に出されることになります。そこで、雁金屋の当主・宗謙の三人の男子たち、藤三郎、市之丞(後の尾形光琳)、権平(尾形乾山)と出会います。 

 ある日、一樹院の留守に、奈津が、一樹院の小間使い・お美乃とともに調度品を磨いていると、母の佐和に叱られ、突然飛び込んできた市之丞が、一樹院の愛用の硯箱の蓋を壊し、「奈津や!」と叫んで逃げ出します。市之丞が、寿命院の縁の下にこもっていると知った奈津は、硯箱を壊したのは自分ではない、と濡れ衣を晴らして欲しい一心で、市之丞を説得すると申し出ました。

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