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zoom RSS 『誰そ彼れ心中』 諸田玲子

<<   作成日時 : 2004/10/24 23:43   >>

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 諸田作品を読んだのは、これが初めてでした。この作品は、タイトルがすべてと言うか、なんと言うか、いえ、かつて「誰彼(たそがれ)」という双子(・・んんっと、ネタばれ防止に付き詳細説明略・謎)入れ替えものミステリー(法月倫太郎著)を読んだことがあるものでして。
 小者の示唆を受け、夫が別人にすり替わってしまったのでは、と疑い始める旗本の妻・瑞枝が主人公ですが、周囲のほとんどが敵ばかりという状況で、瑞枝は何をすることができるのか、、、って結末は、タイトルが表わす通りなのですが。

 ・・と言ってしまうと、身もフタもなさ過ぎでしょう。苛酷な環境の中にありながら、自分にできることを必死に探す瑞枝は、決してか弱き女性ではありません。
(余計なお世話だが、ドラマ化されたりする際、瑞枝はただ泣きながら運命に流されるだけの主体性のない女と描写されるのでは、と懸念してみる)
 その結末の付け方も含め、この物語は、時代小説という枠組の中で成立する激しい女の生き方を描いたものでしょう。  (No.34)

(1999.2 講談社/2003.10 講談社文庫) 

旗本向坂家の当主・宗太郎の妻・瑞枝は、ある日、小者の小十郎から、「殿さまが殿さまでないような」と言われます。その時は、笑い飛ばした瑞枝でしたが、宗太郎の味の好みが変わったことなどから、瑞枝は次第に夫に不審の念を抱くようになります。  

 瑞枝は小十郎から、宗太郎とそっくりな小栗右近という男の存在を聞きます。姑の須磨、小姑の初子に見張られる中で、瑞枝は小十郎を頼りに真相を探ろうとします。
 宗太郎への疑惑が深まる一方、瑞枝と小十郎は惹かれあって行きます・・。

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