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zoom RSS 『五瓣の椿』 山本周五郎

<<   作成日時 : 2004/10/31 22:54   >>

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 何度かドラマ化されましたので、ご存知の方も多いと思います。いやしかし、「瓣」の字を探してくるのが大変でした(^_^;)

 主人公のおしのは、父の喜兵衛が無念のうちに死んだ後、母から、実はおしのは喜兵衛の子ではなく、不義の子であったと聞きます。おしのはまず、母を殺し、それから母の不倫相手を5人選んで復讐します。死体の胸には銀の平打が打ち込まれ、枕元には父が好きだった椿の花びらを置いて行く、という趣向です。

 設定に敢えて突っ込むとすれば、父が死んで母と愛人ごと焼き殺すのはともかく(ネタバレ?)、その後短期間で、男たちに色仕掛けで近づき、虜にするというのは、さてうまく行くのかなあと思わないでもありません(汗)むしろ、手管の手ほどきをしたという沢田屋東蔵が、何もかも知った上で確実に仕留めるならこう、と入れ知恵したとかいう感じですねえ(滝汗)いやそれだと、共犯になってしまうかも知れないからまずいのか。
 後は、「むさし屋」の手代の徳次郎はあれでいいのか、というところでしょうか。

 結末の付け方ですが、私の好みから行くと、実父を刺して自害、もしくは生かしておいて自分は獄死、とどっちかが良いかなあと思ったりしました(^_^;)  (No.30)

(1959.9 講談社/1964.9 新潮文庫)

病の篤い父・喜兵衛を案じる「むさし屋」のおしのは、寮で暮らす母のおそのに店に戻ってもらいたいと訴えますが、母は愛人の菊太郎と一緒に箱根に出かけてしまいます。
 息を引き取る直前、おそのに一言云いたいことがあると言った父の体を、おしのは亀戸の寮へ運び込みます。そこでおそのは、おしのは実は喜兵衛の子ではなく、丸梅の源次郎という男が実父だと告げます。
 おしのは、おそのと菊太郎を焼き殺します。自分も死んだことになって、おしのは名前を変えて、母の相手だった男たちに近づき、復讐を始めました・・。

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