気ままな読書日記

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zoom RSS 『髑髏銭』 角田喜久雄

<<   作成日時 : 2004/11/27 23:40   >>

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 『髑髏銭』は、浮田の秘宝のありかを示す、髑髏の刻印が押された皇朝十二銭をめぐる物語です。
 さて、主人公は誰なのだろう?とちょっと迷ったりしますが(汗)順当に行けば(?)大納言忠長の孫・神奈三四郎、そしてヒロインはお小夜になるのでしょうが、なんと言っても一番印象深いのは、鎖鎌の遣い手・銭酸漿でしょう。
 物語の最後に来る山場の一つ、中仙道でのいわゆる「最後の戦い」を戦うのは銭酸漿で、三四郎ではなく、もっとも三四郎とお小夜は参加できる状況ではありませんでしたが、この二人を救ったのは、柳沢の娘・檜ですしねえ・・。
 それでも、三四郎と檜とのやり取りは、なかなか見ごたえがありました。その他の登場人物では、やはり神出鬼没の念仏の仙十郎でしょうか。
(ところで、母が忠長の娘というだけでは、徳川姓は名乗れないような・・)

 時代背景は、柳沢保明や綱吉将軍が小説に登場していることからも明らかです。柳沢の娘で綱吉が口説いている(?)檜とお小夜が瓜二つというオプション付です。
 銭酸漿の方の「浮田」で、戦国時代の某家を連想したのですが、たぶん関係ないようです(^_^;)

 私は講談社の大衆文学館の文庫で読みましたが、もともとは昭和十二年〜十三年の新聞の連載小説でした。  (No.22)

(1997.10 講談社大衆文学館) 

父を失った武家娘・お小夜のところに、誰かに追われて手傷を追った米五郎が飛び込んできます。米五郎はお小夜に、馬道の与兵衛店の和吉に包を渡してくれるよう、頼みます。ところが和吉は殺されており、両目には銅銭が置かれていました。そして、お小夜の前に、銭酸漿と呼ばれる殺人鬼が立ちはだかります。
 そこに、お小夜が長屋で行く途中に出会った神奈三四郎が来て、お小夜を助けます。三四郎の家へ行ったお小夜は、柳沢邸での闘花蝶という古銭の勝負に出ることになります。柳沢の娘・檜はお小夜と瓜二つでした・・。

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