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zoom RSS 『あかね空』 山本一力

<<   作成日時 : 2004/12/20 10:42   >>

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 前評判の高い『あかね空』、文庫化されて手にとってみました。そうか、これが『あかね空』という話なのか、と思いながら読みました(何のことやら)

 苦労しながら豆腐作りをする永吉、永吉と惚れあって夫婦になったおふみ。しかし、子供の誕生から夫婦の気持ちは少しずつすれ違って、次男の悟郎や娘のおきみの視線からは、両親はいつも諍いをしているように感じます。物語は二部構成で、永吉・おふみ夫婦が世を去るまでが第一部、息子や娘、そして悟郎の嫁のすみの次世代の視点で語られるのが第二部となります。時系列的には、第二部もほとんどおふみの死までです(これってネタバレ?)

 最終的には、ばらばらになりかかった家族の気持ちが一つになって、、、ということなのでしょうが、読みようによっては、永吉ファミリー物語の脇にある相州屋のエピソードが物語り全体を覆っているように感じられます。最後の平田屋との対決に傳蔵が居合わせるのが仕掛けでしょうか。
 登場人物では、嘉次郎も味があります。

 ドラマ化されたことがあるような記憶があります。と思ってちょっと調べてみたら、豆腐屋夫妻は赤井英和と浅野ゆう子。ガタイのでかさか(^_^;)
 主な女性の登場人物が、おふみ、おきみ、すみ、と韻を踏んでいるのが少し紛らわしかったかも。 (No.42)

(2001.10 文藝春秋/2004.9 文春文庫) 

山本一力『あかね空』 Overnight Sensation
「あかね空」 雑記帳
あかね空/山本一力/文藝春秋 月9
ご本といえばblog 山本一力 「あかね空」

京の平野屋で豆腐作りの修行をした永吉は、京やという店を開き、同じ長屋のおふみと惚れあって夫婦になります。苦労しながら京風の豆腐を売って行きますが、長男の栄太郎が生後まもなく怪我をしたのをきっかけに、おふみは栄太郎をひたすら大事にするようになり、次男の悟郎、娘のおきみが生まれても、おふみは栄太郎のみを可愛がります。おふみは、悟郎を産んだ後に父の源治を、おきみを産んだ後に母のおみつが死んだのが、八幡さまの罰が当たったのだと思っていたのでした。 

 一方で、子供を失った豆腐屋の相州屋の妻・おしのは、相州屋を京やに譲りたいと考えていました。良い井戸に恵まれた相州屋は、同業の平田屋庄六も狙っていました。

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あかね空 (文春文庫)

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
はじめまして、トラックバックありがとうございます。『Overnight Sensation』のKADOでございます。『あかね空』面白かったですね。最近は東野圭吾『さまよう刃』や桐野夏生『I'm sorry, mama.』を読みました。『さまよう刃』はラストが自分の期待(希望)と違ったので、びっくりしました。
KADO
2004/12/20 12:46
わざわざありがとうございます。『あかね空』は一気に読めました。
『さまよう刃』のラストは、いろいろ思うところがある人も多いのではないでしょうか。
それでは今後ともよろしくお願いいたします。
やこめっち@管理人
2004/12/21 12:59

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