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zoom RSS 『闇の梯子』 藤沢周平

<<   作成日時 : 2004/12/26 00:05   >>

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 家族が入院中、病院のロビーの本棚にこの本が置いてあるのを見つけました。前に入院していた方が置いていったものでしょう。が、しかし、病人には不向きな本ではないか、と思ったものでした。直るものも直らなくなりそう(^_^;)

 特に表題作の「闇の梯子」で、トラウマになった人もいたとかいないとか、かなり救いようがない話です。「入墨」もう〜んどうなんでしょう、これからが大変かも知れないと思ったり。。。「父と呼べ」これもちょっと哀しい。

 素直に楽しめたのは隠密ものの「相模守は無害」でしょうか。最後の「紅の記憶」、綱四郎と兄との会話がちょっとユーモラスな感じです。 (No.43)

(1974.6 文藝春秋/1987.3 文春文庫) 

「父と呼べ」
 酒を飲んで家に帰る途中、徳五郎は痩せた中背の男が大柄な白髪の男に襲いかかったのを見かけます。痩せた男のほうが劣勢でしたが、徳五郎は子供が痩せた男に加勢したのに気付きます。男が捕らえられてから、徳五郎は、子供を家に連れて帰りました。

「闇の梯子」
 版木師の清吉のところに、元の職場で一緒だった酉蔵が訪ねてきて、金の無心をします。その後も酉蔵は、しばしば清吉を訪ねてくるようになります。清吉の女房のおたみには、重い病にかかり寝込みます。そんな時、文淵堂の主人・朝倉屋久兵衛に、孫蔵という男に20両の金を届けてくれるように頼まれます。清吉は、文淵堂のところで行方知れずの兄の弥之助を見かけていました。

「入墨」
 おりつの姉のお島が開いている飯屋の近くの柳の木の下に、毎日白髪の男が立っています。男は、おりつがまだ幼い頃に妻子を捨てて出奔した父の卯助でしたが、父に売られたお島は、卯助を店に入れようとしません。おりつが卯助を店に入れた日、お島はかつて一緒に住んだことのある乙次郎が島から帰ってきたと聞きました。 

「相模守は無害」
 隠密探索を終えて明楽箭八郎が屋敷に戻ると、幼なじみの勢津が箭八郎の身の回りの世話をしに来ます。勢津は夫を探索の仕事で失っていました。ある日箭八郎は、探索していた海坂藩の家老の嫡子・神山彦五郎を見かけます。彦五郎の父・神山相模守は失脚、彦五郎も処分されていたはずでした。

「紅の記憶」
 麓綱四郎は、婿入りすることになっていた殿岡の娘・加津に呼び出されます。その十日後、綱四郎は、殿岡甚兵衛・加津父娘が、君側の奸と言われる香崎左門を襲って討ち果たされたと聞きます。香崎は無事でした。

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