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zoom RSS 『闇の傀儡師』 藤沢周平

<<   作成日時 : 2005/01/19 21:29   >>

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 この小説は、主人公の鶴見源次郎が、八嶽党という忠長卿の子孫を戴き、将軍家世継ぎ問題に口を挟む集団にまつわる争いに巻き込まれていく、時代伝奇小説です。田沼意次、松平武元、松平定信、一橋治済という、実在の人物も数多く登場します。

 源次郎の身の上といえば、剣の奥義は極めたものの、妻の織江は不倫の末自裁、家を出て長屋暮らし、生計は筆耕で立てるという、これについては『用心棒日月抄』とか『よろずや平四郎活人剣』などをちょっと連想させるかも知れません。もっとも、読み切り連作ではありませんから、八嶽党との戦いという大きな流れがしっかりと通っているわけです。

 実はこれ、N○Kの正月時代劇でドラマ化されています。『風光る剣』といったでしょうか(なんつータイトルだ)、源次郎は中井貴一、民之丞は渡辺徹、口入屋(?筆耕屋の主人?)が坂上二郎・・って実はこの面々は、(悪い配役とは言いませんが)N○Kでドラマ化された他の藤沢作品を見ていると、ああまたかよって思ったりして(汗)
 伊能甚内の葛山信吾、それから老剣客の里見浩太郎(興津)vs江守徹(赤石)が印象に残ってます。そして、間男役(鶴見由之助)に小野寺昭、これはちょっと驚いたかも(汗)『かわせみ』の東吾さんがこのような役をねえ・・(汗)
 女性陣では、津留が鶴田真由、お芳が高岡早紀でした。織江は青山知可子(多分)。 (No.12)

(1980.7 文藝春秋/1984.7 文春文庫) 

家を出て、筆耕仕事で糊口をしのぐ鶴見源次郎は、細田民之丞を訪ねようとしたとき、男がなぶり殺しにされるのを見かけます。瀕死の男は源次郎に書状を託しました。討手は、柳生流の剣を使っていました。
 民之丞の調査で、書状は老中の松平右近将監宛であることがわかりましたが、右近将監は、源次郎に会いたいと言います。右近将監の役宅で、源次郎と民之丞は、将軍家の座を窺う八嶽党の話を聞き、松平上総介(定信)に引き合わされます。
 そんな折、源次郎の離縁した妻・織江の妹の津留が訪ねてきて、織江が自害したと言いました・・。

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