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zoom RSS ○「読者が選ぶベスト歴史・時代小説」

<<   作成日時 : 2005/01/21 09:51   >>

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 「週刊朝日」(2005年1月7-14日新春合併号)で「読者が選ぶベスト歴史・時代小説」という企画をやっていたので、読んでみた。作品ランキングの結果である。

坂の上の雲司馬遼太郎182
竜馬がゆく司馬遼太郎179
宮本武蔵吉川英治179
蝉しぐれ藤沢周平131
鬼平犯科帳池波正太郎110
徳川家康山岡荘八80
新・平家物語吉川英治78
樅ノ木は残った山本周五郎72
燃えよ剣司馬遼太郎60
10国盗り物語司馬遼太郎48

 物故者の作品ばっかやんかい・・というのはさておき(いやむしろ当然なのかも知れないが)、私にとって予想外だったのは、吉川英治の健闘だろうか。 吉川英治は、「宮本武蔵」「新・平家物語」以外でも、「三国志」(14位)、「私本太平記」(30位)、「鳴門秘帖」(37位)などがランクインしている。
 司馬遼太郎は、きっと多いだろうと予測がついていた。しかも、「坂の上の雲」と「竜馬が行く」なんて、大変にわかりやすい。

ちなみに生存者(?)の最高では、15位「御宿かわせみ」(平岩弓枝)である。その次が「壬生義士伝」(23位) 浅田次郎であった。
 生存者の作品でその次に来るのは、「宮尾本 平家物語」(30位) 宮尾登美子 である。おや?という気がしないでもないが(汗)2005年の大河ドラマの影響もあろうが、媒体の影響(「週刊朝日」に連載されていた)もあるのかも知れない。

 私は個人的に藤沢周平が好きなのだが、「海鳴り」(42位)が意外であった。もちろん、いい作品だと思うのだが、一度夜更かしして読み通して以来、読み返す勇気がなく(汗)
 藤沢作品では、その外50位までに「三屋清左衛門残日録」(12位)「用心棒日月抄」(17位)「漆の実のみのる国」(25位)「たそがれ清兵衛」(37位)が入っている。そうか、「立花登シリーズ」でも「彫師伊之助」でも、はたまた「風の果て」でも「秘太刀馬の骨」でもないのだな(呟)「風の果て」なんて「週刊朝日」掲載だぞ・・もっともこれを言ったら、「真田太平記」(池波正太郎・同じく「週刊朝日」連載)もランクインしていないけれども。

 しかし、21世紀になっても、「徳川家康」ですかい・・。

 次に、作家別のランクである。

司馬遼太郎701
吉川英治366
藤沢周平299
池波正太郎206
山本周五郎161
山岡荘八92
井上靖57
吉村昭45
大仏次郎42
10平岩弓枝40

 作品ランクと合わせて見てみると、吉村昭が思いの外上位に来ている印象である。大仏次郎は、「鞍馬天狗」(29位)「赤穂浪士」(32位)等でトップテン入り。

 現役作家では、11位に浅田次郎、14位に宮城谷昌光がランクしている。作品ランクよりも現役作家が目立つが、意外だったのは、北原亜以子、佐藤雅美が50位以内に入っていないことであった。乙川優三郎もいない。なお、洋モノの塩野七生は47位。25位の宮部みゆきは、けっこう上位ランキングと言ってよいのではないだろうか。どの作品が人気あるのだろう?

 記事には著名人に聞いたベスト3作品もあった。相変わらず経済界は、吉川・司馬・宮城谷・塩野だなあ・・(芸がないぞ)
 ふと気が付いた。以前から私は、司馬後継は宮城谷でなければ塩野七生、と言っていたが、ここで吉川英治のポジションが分かったような気がした。吉川英治をかつての「国民的作家」と考えると、実は納得のランキングであったようである。(って常識だったかな?)

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