気ままな読書日記

アクセスカウンタ

zoom RSS 『慶次郎縁側日記 蜩』 北原亜以子

<<   作成日時 : 2005/01/15 00:37   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 2

思いのほか読むのに時間がかかってしまった。 『慶次郎縁側日記』シリーズ第5弾。

「綴じ蓋」
 潰れ百姓で「花ごろも」で働くようになった矢作に、お登世は所帯を持たせようと考えます。しかし矢作は、地獄宿のおつゆという年上の女のところに通い詰めていました。

「権三回想記」
 助けてくれ、殺される、と番屋へ飛び込んできた権三が晃之助にした話。女を騙して金を巻き上げて暮らしていた権三は、五年前にお此という女に出会いました。権三はお此から二十両の金を受け取りましたが・・。

「おこまの道楽」
 新道の米屋で働くおこまは、お喋りが大好きでした。その日もおこまは、水をまきながら材木屋のお増と話していたら、うっかり武家に水をかけてしまいました。その武家・森口慶次郎は、おこまに優しく小言を言います・・。

「意地」
 指物師の栄五郎の娘・おちせが、硯箱を皐月に届けに来ました。硯箱は、栄五郎の弟子の政吉が作ったものでしたが、政吉は栄五郎に逆らって仕事場を飛び出し、以来おちせはやつれて行きました。

「蜩」
 賭場の歩きをしている早太に、大根河岸の吉次の義弟だという円次郎が近づいてきます。円次郎は、早太に吉次の下っ引きにならないか、と持ちかけます・・。

「天知る地知る」
 『さかさ美人局』と瓦版に書かれた詐欺の現場に晃之助は踏み込みますが、逃げられてしまいます。その後、武七がおくみという女を抱いているところに現れたおくみは、いつもの手口で金を取ろうとしますが・・。 

「夕陽」
 弥平次が京の料理屋へ修行に行くことになり、おさとは一緒について行くかどうか悩みます。おさとには、姑のおすがと継子の蔦吉がいました。  

「箱入り娘」
 煙草屋の万兵衛の娘・おはなが殺されました。子煩悩で有名な万兵衛は取り乱し、おはなが夢中になっていたと言う菓子屋の「たむら」の息子・佐三郎がやったと言いますが・・。

「逢魔が時」
 年末「花ごろも」に、神田の甚吉は来ているか、と飛び込んできた女・お俊が店を出た後に座敷を見ると、まだ正札のついている簪が落ちていました。

「不老長寿」
 建具職の勝太の母・おてつが貯めた五両が盗まれました。おてつは風邪を引いて寝ており、隣のおわかに揺り起こされるまでの出来事でした。

「殺したい奴」
 縄暖簾で飲んでいた慶次郎は、二人の男の不穏な会話を聞きます。殺人の約束の話ではないかと思った慶次郎は、一人の男の後をつけます。その後、根岸へ帰った慶次郎は、堀越という糸問屋の倅が殺されたと晃之助から聞きます。

「雨の寺」
 深川猿江町の廃寺を住みかにしている五郎太は、食べ物を探しに出歩きますが、雨の日で、思うように行きません。廃寺へ戻った五郎太は、阿弥陀如来像の下に、小判と小粒を見つけました・・。

(2002.1 新潮社/2004.10 新潮文庫)

時代小説ワールド


蜩―慶次郎縁側日記 (新潮文庫)

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
★「慶次郎縁側日記」 シリーズ (北原亜以子)
 有名なこのシリーズですが、読み始めたのは、N○Kの時代劇で放映されたのがきっかけです。あれはきっとシリーズ化するな(呟) ...続きを見る
気ままな読書日記@WebryBlog
2005/02/01 09:10

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
自分も先日蜩まで読みました。
どっぷり浸かった感じです。
やこめっちさんのページ自分のページにトラックバック
させていただいてもよろしいですか?

「読者が選ぶベスト歴史・時代小説」
はおもしろい結果ですね。
司馬の人気ぶりが解りますね。
自分も女流作家がもう少しランクインしてても
良いような気がしました。
tarkish
2005/01/27 16:29
>やこめっちさんのページ自分のページにトラックバック
>させていただいてもよろしいですか?
ありがとうございます。大歓迎です。

「読者が選ぶベスト歴史・時代小説」、50位以内ではその他、澤田ふじ子、宇江佐真理(大健闘ですね)、あとは歴史小説の永井路子や杉本苑子くらいでした。現在活躍している作家は女性の方が目立っているような感じがします。



やこめっち@管理人
2005/01/27 23:33

コメントする help

ニックネーム
本 文
『慶次郎縁側日記 蜩』 北原亜以子 気ままな読書日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる