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zoom RSS 『慶次郎縁側日記 傷』 北原亜以子

<<   作成日時 : 2005/01/16 00:15   >>

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慶次郎縁側日記』シリーズ第一弾。

「その夜の雪」
 定町廻閧フ森口慶次郎が、半月後には娘の三千代に婿を迎えて臨時廻りになると言う時、三千代は男に乱暴され、自害しました。慶次郎は、そのツネと呼ばれていた男を探し出し、殺してやると誓いました。

「律義者」
 晃之助を養子にした慶次郎は、霊岸島の酒問屋・山口屋の寮番となりました。隣の扇問屋・美濃屋清兵衛の寮には、内儀のおときが気鬱の病で療養していました。おときが女中のおかよを使いに出して、酒屋の倅を呼ぼうとした時、亭主の清兵衛が訪ねて来ました・・。

「似たものどうし」
 十手持ちの吉次は、12・3才くらいの男の子から、脅し文句を書いた投げ文を見せられます。吉次は柄にもなく、その男の子・源太を守ってやろうとしますが・・。

「傷」
 札差の越後屋藤蔵方の番頭・七五郎が、自身版から慶次郎を呼び出します。七五郎は、弓町の角を曲がろうとした時に、伝左という男に出会い頭に突き当たり、転んだと言います。七五郎は腕に刃物で切ったような傷があり、伝左にはうしろから殴られたような傷がありました。

「春の出来事」
 慶次郎はおせんという女に突き当たって、怪我をさせました。盗みの疑いで番屋に留めおかれていたおせんの亭主・卯之吉は、大工でしたが、大怪我のために働けず、おせんが働いていました。おせんと慶次郎は、男女の仲になります。

「腰痛の妙薬」
 薪割りをしようとして腰を痛めた慶次郎は、佐七に嘘を行って八丁堀へ出かけます。途中、自身番で休んでいると、若い女が飛び込んで来て、泥棒がうちに上がり込んでいると言いました。慶次郎は、女の家へ向かいます。 

「片付け上手」
 慶次郎は、長屋の差配・仁右衛門の家から見知らぬ娘が出て来たのを見ました。その娘・おはるは煙管を盗んで来たのでした。仕事が出来ず、みなに半人前と馬鹿にされているおはるを、慶次郎は八丁堀の晃之助と皐月に預けます。  

「座右の銘」
 空き巣狙いの伊太八は、「得意先」の夫婦に夜逃げされ、稼げませんでした。そんな時、同業の豊蔵という男と知り合い、丸壱という瓦屋へしのび込みますが、そこは豊蔵の弟・壱次郎の家でした。 

「早春の歌」
 慶次郎は、四人の男たちにいじめられている若者を助けます。その若者・秋元右近は、御家人の跡取りですが、墨絵の道に進みたいと思っていました。四人の男たちは、部屋住みの身で、乱暴を働いたり、跡取り息子に喧嘩をふっかけたりしていました。  

「似ている女」
 清水屋の聟・彦三郎が慶次郎のところに相談に来ます。二月に清水屋へやって来た女中のはつが、彦三郎が聟入りする前に割りない仲となったおきちと瓜二つだと言うのでした。 

「饅頭の皮」
 八丁堀を出た慶次郎は、卵焼きの店を尋ねようとして声をかけた女の顔色が尋常でないのに気が付きます。その女・おゆみは、刃物屋で出刃包丁を買います。慶次郎は、仮病を使って女を引きとめようとします。
 皐月の懐妊が明らかになります。  

(1998.9 新潮社/2001.4 新潮文庫)

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★「慶次郎縁側日記」 シリーズ (北原亜以子)
 有名なこのシリーズですが、読み始めたのは、N○Kの時代劇で放映されたのがきっかけです。あれはきっとシリーズ化するな(呟) ...続きを見る
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2005/02/01 09:10

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