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zoom RSS 『春風ぞ吹く ―代書屋五郎太参る―』  宇江佐真理

<<   作成日時 : 2005/05/25 08:13   >>

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 小普請組の村椿五郎太・二十五歳が代書の仕事をしながら関わる出来事を横糸に、幼なじみの紀乃と祝言を挙げるために紀乃の父から課された、学問吟味の試験を突破して御番入りがかなうかどうか、を縦糸として、話が進みます。
 言うまでもなく、「小普請組」とは無役ということ、代書屋はいわばアルバイトというわけですね(笑)五郎太の幼なじみの伝助の経営する「ほおずき」という水茶屋で代書をしています。

 五郎太と、そして彼の師匠たちの姿を通して、何のために勉学するのか、ということがテーマとなっています。ハッピーエンドです(^_^) (No.21)

(2000.12 新潮社/2003.10 新潮文庫)

「月に祈りを」
 小普請組の村椿五郎太は、代書屋の内職をしています。ある日、五郎太は、手紙を頼んできた武家風の女が、去年の秋口にも来たことに気が付きます。手紙の宛先は、お屋敷に住む少年でした。
 一方、幼なじみの紀乃宛ての手紙を、五郎太は届けに行きます。紀乃は、縁談が纏まったところでした。

「赤い簪、捨てかねて」
 五郎太のかつての手習所の師匠・橘和多利が備前国に行くことになります。五郎太が荷物の整理を手伝っていると、赤い簪が出てきました。手習所で一緒だった弥生の母・お涼のものでした。

「魚族の夜空」
 水茶屋「ほおずき」に来た客に頼まれた手紙の内容が、はっきりしません。父親が家出した息子に宛てたようです。
 諸会業で教える天文方の二階堂秀遠とその父の話。

「千もの言葉より」
 大試業を前に、五郎太は勉学に励んでいます。紀乃の兄、内記が「ほおずき」にいる五郎太を訪ね、祝言の前に吉原へ行きたいと言います。吉原で五郎太が薄雲花魁から聞いたのは、若い頃の師匠の大沢紫舟のことでした・・。

「春風ぞ吹く」
 大試業に合格した(ネタバレ?)五郎太は、今度は学問吟味の受験勉強に励んでいます。ある日、五郎太は「ほおずき」に入って来た老人から、学問吟味の時の仔細を纏めた冊子をもらうことになりました。その老人・大田南畝の家へ行き、話を聞くことになります・・。

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瞳を開けてみる夢 季節になれば春風は吹いて、季節にはればばらの花咲く
ぐうたらな絵描きの本を読んだり花見をしたりの日々です。 ...続きを見る
∧∧§§¢¢∨∨
2008/05/25 22:43

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