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zoom RSS 『終戦のローレライ』 福井晴敏

<<   作成日時 : 2005/07/07 09:41   >>

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物語のスタートは、第二次世界大戦末期、ドイツは降伏し、日本はポツダム宣言を受け入れるか、原子爆弾投下まで秒読み段階のところである。
その日本で、どうやら特殊な任務のために集められた一癖も二癖もある男達。糸を引いているらしい、浅倉良橘は何を意図しているのか?回収する「兵器」とは?

パウラ嬢の登場は、映画化されたときに女性の集客を意識して、ということであるが、それにはむしろ、(折笠はおいておいて)フリッツ少尉と浅倉大佐にもうちょっと「萌え要素」があったら(殴)

閑話休題。

浅倉の計画は、今風に考えると「リセット」のように思われる。ある意味もの凄く魅力的だというか、私も例えば「天皇のいる日本/日本に生まれた民族は素晴らしい」という考え方には否定的であり、それよりも「たとえ国としての日本がなくなろうと自分で努力して自活することを考えよ」と言いたくなる。
もしもあの時点で東京に原爆が投下されていたら、天皇家の跡継ぎに悩むこともなく、国技(とはもはや言えない?)の元横綱が醜態をさらすこともなく、その他の諸々の問題もなく、元野球選手が公式の場面に来ようと来まいと、どうでもよかったに違いない。
しかしそれは、ある種の逃げなのかも知れないとも思う。



終戦のローレライ(1) (講談社文庫)

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『終戦のローレライ』を読む
出張の際に東京駅で購入してきた、福井晴敏著『終戦のローレライ』(講談社文庫、全四巻)を読む。地下鉄で映画『ローレライ』が大きくディスプレイされていたので、何も考えずに購入してきた。 ローレライという名のドイツ軍の新兵器を運搬するUボートが、米軍の潜水艦の執拗な攻撃を受けて「ナーバル」というシステムの核を捨てざるをえなくなる。これを回収に行った「伊507」潜水艦により、ナーバルに隠された秘密が明らかとなる。 最初は、かなりリアルな物語かと思っていたが、途中から超能力ものになってしまい、少し残念。そ... ...続きを見る
電網郊外散歩道
2005/07/17 13:46

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