気ままな読書日記

アクセスカウンタ

zoom RSS 『慶次郎縁側日記 隅田川』 北原亜以子

<<   作成日時 : 2005/11/28 10:38   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

ドラマの方が色調が暗め。原作は淡々とした感じ。泣かせるように仕立てたほうがウケるということなのかなあ・・・と淡々が好きな筆者(^^ゞ
表題作「隅田川」これなんか北原節全開って感じでしょうか。

「うでくらべ」
 筆を売っている佐倉屋のおせんが晃之助の帰りを待っていました。看板娘のおふさが患ってから佐倉屋の売り上げは落ちてましたが、同じ子供がしばしば盗みを繰り返すようになります。彼らは、大店の大津屋と若松屋の子供達だとおせんは言います。

「かえる」
 武士にあるまじき行為をするなと育てられた浪人の小出永次郎は、暑さと空腹に耐えかね、裕福な商人・山城屋の後をつけて行きます。茶店の床机に山城屋のかえるの止金のついた紙入れを見た永次郎は、思わず置き引きしてしまいますが・・・。

「夫婦」
 八丈島から帰った又一は、自分を裏切った女房のおひさと自分を捕まえた森口慶次郎に恨みを晴らすために、押込強盗で多額の金を得ようと考えます。又一は、落とした瓦が当たったと勘違いしたおしず・俊吉夫婦に手当てしてもらうことになります。

「隅田川」
 晃之助と辰吉は、隅田川を遡っていた猪牙舟が突然沈み始めるのを見ます。客の勇次が舟に穴を開けたのでした。船頭の米吉、その女房のおとよ、そしておみねの四人は幼なじみでした。おとよは、勇次と結婚するはずでしたが、米吉の女房になっていました。

「親心」
 八つになるおゆうが糸物問屋で万引きしました。おゆうの母・おいねは、おゆうを連れて建具職人の十兵衛と一緒になりましたが、十兵衛の息子・浜吉がおいねに懐かず、浜吉は盗みを繰り返していました。

「一炊の夢」
 味噌問屋・浅野屋の手代・梅三郎は、小料理屋を営むおいまと深い仲になっていましたが、番頭になることをきっかけにおいまと別れ、筆屋の春光堂の娘・お鶴と結婚するつもりでした。おいまは浅野屋へ来て、五十両よこせと言い、梅三郎は金を工面するためお鶴の父・武左衛門に手を付いて頭を下げました。

「双六」
 八丁堀へ来た慶次郎を、晃之助は根岸まで送って行きます。二人は、誰かが山口屋の手前にある美濃屋の寮から出てきたのに気が付きます。再び山口屋から出てきた男は、慶次郎の知っている空巣の駒次郎でした。晃之助は姿を変えて駒次郎に近付きます。

「正直者」
 母の遺言を守って正直者になろうとしているむきみ売りの直太は、自分がばかっ正直と嘲られているのを知ります。直太に正直者になれと言った同心・森口慶次郎に会いに行った直太でしたが、慶次郎は直太の名前を覚えていませんでした。それ以来直太は、賭場の歩きをして暮らしています。

(2002.11 新潮社/2005.10 新潮文庫)

時代小説ワールド



隅田川―慶次郎縁側日記 (新潮文庫)

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
勝鬨橋・東京・隅田川
勝鬨橋 ...続きを見る
大阪・建築・森羅万象ことごとく師なり
2008/03/09 17:39

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
『慶次郎縁側日記 隅田川』 北原亜以子 気ままな読書日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる