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zoom RSS 『長助の女房 御宿かわせみ26』  平岩弓枝

<<   作成日時 : 2006/03/02 23:43   >>

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「千手観音の謎」わりに好き(笑)「長助の女房」おえいが後妻だって初めて知った。問題のNHKドラマ橋之助シリーズのとき、「スタッフはおえいが後妻だと知らないのではないか?」とツッコミが入っていた記憶が。

「老いの坂道」
 東吾は源三郎と、定廻りの新田彦左衛門の養子・大一郎の祝言に出席します。役目を退いた彦左衛門ですが、隠居生活に馴染めず、物議を醸しています。祝言の席でも一騒動起こりそうになり、東吾たちは冷や汗をかきます。

「江戸の湯舟」
 夏の夜更け、東吾と源三郎は舟の湯屋を見かけます。翌日、湯舟で船頭の権爺が殺されたと、東吾は聞きます。その時刻近くに、大工の弥吉とお俊の二人が湯舟を出て行くのを目撃されてました。弥吉は、お俊と近く祝言を挙げる予定でした。その後、お俊と湯舟の船頭が死んでいるのが発見されます。

「千手観音の謎」
 蔵に入ったついでに、神林家の祖先が紀州候から拝領した千手観音を取り出そうとした香苗でしたが、うっかり床に落としてしまいます。恐る恐る開けてみると、千手観音の手がそっくり抜け落ちてました。香苗に相談された東吾は、宗太郎から旗本の菅野貞之助が似たような観音像を所持していると聞き、二人で借りることにします。
 オチ(?)がなかなか楽しめました(笑)

「長助の女房」
 長助がお上から表彰されることになります。「かわせみ」や麻生家では、長助の女房のおえいに祝を贈ることを考えます。るいは、祝いの席を遠慮したおえいが、なにやら寂しそうに見えました。その夜、おえいは、江戸払いになったはずの辰吉の姿を見かけます
 長助の後妻であるおえいに焦点が当てられた作品です。 

「嫁入り舟」
 正月に遊びに来た麻太郎を見て、るいも東吾もそれぞれ内心で不安を覚えます。東吾は、麻太郎が兄の通之進のかくし子という噂があるのを知り、思い悩みます。
東吾や宗太郎とも縁のある、高岡兵太郎と母の違う妹のお涼の悩みを知り、麻太郎と千春の将来を案じる東吾でした。
平岩作品は、やはりこうでなければとちょっと思ったり・・(謎)

「人魚の宝珠」
 「かわせみ」の客のおすみは、子ができないために婚家の和泉屋から離縁話が出ています。実家にも帰りにくいおすみですが、やがて行方不明になります。「かわせみ」のお吉が、子授かりに効くという大久保の人魚神の話をおすみにしたので、もしかするとそちらへ行ったのでは、と東吾や源三郎は大久保へ出かけます。人魚神に仕えているという玉栄尼は、いつまでも年をとらず、若々しいとのことでした。

「玉川の鵜飼」
 お千絵に誘われて、るいは千春やお吉たちと、玉川の鵜飼見物に出かけました。一行の、大口屋の女房のお秀は札差の女房の割には色気があり、堀の内から来たという一行の藤之助と親しくなったようでした。

「唐獅子の産着」
 東吾が講武所の稽古の帰りに八丁堀の兄の屋敷に寄ると、土用干しの最中で、麻太郎は東吾の産着を着せられてました。帰り道、井戸職人の吾助の子の誕生祝いに出かけたるいと長助に出会いますが、子供たちが小さな子を追い回しているのに気が付きます。子供の一人は、老婆のお松とぶつかり、お松は尻餅をつきます。追いかけられていた子は、唐獅子の柄の上等の産着を着ていました。

(1999.8 文藝春秋/2002.8 文春文庫)

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★「御宿かわせみ」シリーズ 平岩弓枝
北海道のあるところのとある旅館が、「かわせみ」という名前でした(^_^;)  確かに、川のそばにありましたけど(笑) ...続きを見る
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2010/01/25 16:38

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