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zoom RSS 『横浜慕情 御宿かわせみ27』  平岩弓枝

<<   作成日時 : 2006/03/23 22:32   >>

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時代背景的には風雲急を告げている。幕末異国の風物もあり路線が続くことになるが、雑誌や新聞で「かわせみ・明治編」が始まると聞いた。例の件の落とし前を頼む…。

「三婆」
 名主の娘に生まれた、おつる・おかめ・およねの三姉妹は、それぞれ異なった境遇で老後を迎えています。その中の巴屋のおつるが富くじを当てます。しかし、それは元々はおかめが買ったものでした。

「鬼ごっこ」
 遠州屋の娘のお信は、若い頃に行商人の伊太郎と駆け落ちしましたが、八年後に実家に戻り、聟を取りました。お信が伊太郎の元に残して来たおたよが母に会いに江戸にやって来ます。

「烏頭坂今昔」
 大島に流罪になっていた盗賊の一味が島抜けします。訴人した彦三郎が、源三郎にかくまって欲しいと頼んでいるところに行き合わせた東吾は、前に「かわせみ」に来ていた羅宇屋の万三を見かけます。万三は、茫然自失といった体で、川岸に立っていました。

「浦島の妙薬」
 東吾と宗太郎は、花世や源太郎、そしてお吉と長助を連れて、横浜へ出かけます。途中、「かわせみ」の客の浦島屋太郎兵衛から聞いた子安村の浦島寺へ詣でようとした時、太郎兵衛と弟たちが揉めているところに行き合いました。薬種問屋の千種屋で浦島屋の評判を聞いている時、太郎兵衛が急死したとの知らせが来ます。 

「横浜慕情」
 横浜の東吾たち一行は、浅間山に登ることにします。石段をのぼり、坂を上がって一息ついている時、源太郎と花世は首をくくろうとした男を助けます。男は、東吾の知っているジョン水兵でした。ジョンは、美人局に引っかかったようでした。

「鬼女の息子」
 「かわせみ」に、大川端の旅篭・みなと屋に奉公する娘を訪ねて大宮から男がやって来ます。みなと屋という旅篭はなく、男は失望して帰りますが、翌日、男は神田川で死体となって発見されます。

「有松屋の娘」
 有松屋半兵衛が「かわせみ」にやってきて、娘を奉公させたいと言い出します。半兵衛は妻をなくしたばかり、娘のおきたは妻の連れ子でした。おきたは、実の父親のことが気にかかっている様子で、やがて有松へ旅立ちます。

「橋姫づくし」
 東吾は宗太郎から、薬種問屋・紀伊国屋の老婆・おとらが人さらいにあった話を聞きます。おとらは、今大路家の別邸へ行くと言って出かけ、行方知れずになりました。源三郎の話では、老婆を狙う人さらいが横行しているようです。  

(2000.4 文藝春秋/2003.4 文春文庫)

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★「御宿かわせみ」シリーズ 平岩弓枝
北海道のあるところのとある旅館が、「かわせみ」という名前でした(^_^;)  確かに、川のそばにありましたけど(笑) ...続きを見る
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2010/01/25 16:39

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。プログに来ていただいてありがとうございました。『御宿かわせみ』はテレビでもやってましたよね?平岩さんの作品はよく薦められるのですが、シリーズが長いので、今まで恥ずかしながら読んだことがありませんでした。でも「気ままな読書日記」を読ませていただいて、また興味がわいてきました。
特にこの27はに少し気になっているのですが、別に最初から読まなくても話はすすめていけるのでしょうか。
かえる
2006/11/11 00:18
こんばんは。スパムと戦っている間に、コメントが遅れてしまいました(^_^;)
そうですね、長いシリーズだと最初の頃と中期と後半で、多少なりとも変化があったりするわけですが、「27」はその後半の部にあたります。一つ一つの話には付いていけるのではないかと思いますが、シリーズ全体のストーリーがどのように変容して行ったかを知るためには、最初の方から読んだ方が良いかも知れません。
まあ、私見ですが、読書は娯楽だというポリシーであれば、どこから読んでも構わないかと思います(笑)
やこめっち@管理人
2006/11/12 22:14

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