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zoom RSS 『君を乗せる舟 髪結い伊三次捕物夜話』 宇江佐真理

<<   作成日時 : 2008/06/29 22:59   >>

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髪結い伊三次シリーズ」第6弾。監物と美雨が結婚したり、龍之介が元服・出仕したり、伊与太が疱瘡にかかったり、とけっこういろいろなことが起こっている。

「妖刀」 
迷信深い道具屋の一風堂・越前屋のところにもちこまれた刀は、いわくありげなものでした。不破から探索を命じられた伊三次は、向島の寮に住んでいる持ち主の女隠居のところに、髪を結いに行きますが…。

「小春日和」 
凶悪犯を取り押さえた武士は、兄の名を名乗っていたことが分かります。その武士・田口清三郎は、想いを寄せる女性がいました。片岡美雨との祝言を控えた乾監物や母の初女の話から相手の女性が誰か分かり、監物は、清三郎と剣で勝負することで仲を取り持とうとします。

「八丁堀純情派」 
元服を済ませた不破龍之介改め龍之進は、緑川鉈五郎(直衛)らと奉行所に見習いで出仕することになりました。龍之進ら見習い六名の教育に当たることになった与力見習いの片岡監物から、江戸市中を騒がせている本所無頼派のことを聞きます。で臨時廻り同心・古川庄兵衛の養子となった喜六の実家の料理屋で、見習い六名の「八丁堀純情派」は、本所無頼派の張り込みをすることにします。

「おんころころ……」
伊三次とお文の子・伊与太が疱瘡にかかります。その頃、冬木町寺裏の仕舞屋では、紫色の小袖を着た娘が入っていくという怪談話が持ち上がっていました。その家に越してきた父子に不審を抱いた伊三次が探索しているとき、紫色の小袖を着た娘に出会いました。伊三次は娘を追い、伊与太の回復を願いました。

「その道 行き止まり」
龍之進と古川喜六は、本所無頼派の薬師寺次郎衛が大根を持って裏店に入って行くのを見かけます。後日、龍之進と喜六がその裏店を訪ねると、次郎衛が入って行ったのは、小泉翠湖の娘・あぐりのところでした。かつて龍之進は、翠湖が金貸しの匂当を殺したところを見かけ、思い悩んだことがありました。
美雨様ご懐妊とか。

「君を乗せる舟」
龍之進の母のいなみは、あぐりのために縁談を持って行きます。あぐりは、次郎衛に思いを寄せていました。片岡監物と緑川平八郎に連れられ、吉原を見学していた龍之進は、次郎衛と話していた口入屋を見かけ、次郎衛はあぐりを吉原に売ろうとしているのではないか、と考えますが…。

(2005.3 文藝春秋/2008.1 文春文庫)

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★「髪結い伊三次捕物余話」シリーズ (宇江佐真理)
 「髪結い伊三次」シリーズは、その名の通り髪結いが本業の伊三次が、同心・不破友之進の下っ引きを務めながら事件の解決に奔走する、読み切り連作のシリーズです。  TVでドラマされたこともあり、伊三次は中村橋之助、お文(文吉)が涼風真世、不j同心が村上弘明でした。 ...続きを見る
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2009/08/21 17:34

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