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zoom RSS 『新・御宿かわせみ 華族夫人の忘れもの』  平岩弓枝

<<   作成日時 : 2008/11/24 00:29   >>

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「西洋宿館の亡霊」で千春が麻太郎の出生の秘密を知ってしまう。おるいさんは知っていたのかー(だろうなあ)
前の巻が麻生家が襲われた真相の解明があったので、巻ごとにその間の事情が明かされていくのかな?


「華族夫人の忘れもの」

るいとお吉と嘉助が留守の間に、お千代が「かわせみ」に華族の第三夫人の宿を頼みに来ます。春日井蝶子というその夫人は、「かわせみ」が気に入ったようでしたが、四日目のこと、「かわせみ」にとってありがたくない客・金港屋銀三がやってきます。銀三は、蝶子の泊まっている藤の間への宿泊を希望しましたが…。

「士族の娘」
麻太郎は、花世に頼まれて中年のアメリカ人・スチュアート夫妻を古代裂屋の「入川」に案内します。「入川」は、主人が亡くなり、娘のおみちが商売を引き継いでいますが、花世の知り合いで士族出身の娘・お秀が衣装の知識を役立てて店で働いていました。源太郎が、入川で用心棒をすることになります。

「牛鍋屋あんじゅ」
 運上所の前の堀で溺死体が上がりました。近くに貿易銀のかけらが見つかります。
マギー夫人とバーンズは、麻太郎と源太郎を連れて牛鍋屋へ行こうといいます。正吉に紹介された「あんじゅ」へ行くことになります。麻太郎が独楽の廻し方を教え、また病気を診た太郎吉という子の母はお安といい、「あんじゅ」の女主人でした。

「麻太郎の休日」
日曜日、休日をどのように過ごそうかと考えていた麻太郎のところに、河内屋信兵衛の息子・勘吉が「親父を殺した」と駆け込んできます。ピストルで撃ったとのことでしたが、弾は入っておらず、麻太郎と勘吉が河内屋へ行ったとき、信兵衛は大声で勘吉を叱責します。

「春風の殺人」
麻太郎と源太郎が法要の帰りに乗った船に、梅千代・八重丸という二人の芸者が同乗を願ってきます。
源太郎のところに元旗本の寄居忠兵衛が訪ねてきて、昔芸者との間にできた娘を探して欲しいと頼まれます。梅千代か八重丸のどちらかがその娘のようで、隣近所では噂が広まっていました。

「西洋宿館の亡霊」
千春が仏壇の清掃をしていたとき、偶然、父東吾の遺言を見つけてしまいます。それには、麻太郎の出生について書かれてありました。衝撃を受けた千春は、麻太郎に会いにバーンズ診療所へ向かいますが、麻太郎は横浜へ出かけて留守でした。新橋駅へ向かった千春を源太郎と長助が見つけ、後をつけました。
寂々斎楓月先生はお亡くなりになったのね…。

(2008.10 文藝春秋)

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華族夫人の忘れもの―新・御宿かわせみ
文藝春秋
平岩 弓枝

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