気ままな読書日記

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zoom RSS 『雨を見たか 髪結い伊三次捕物夜話』 宇江佐真理

<<   作成日時 : 2009/08/20 22:09   >>

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髪結い伊三次シリーズ」第7弾。八丁堀純情派は本所無頼派を探索し続ける。
なんとなく、「八丁堀純情派」の方をメインにしてNHKの時代劇枠でドラマ化したりして、なんて思ったり。

「薄氷」
伊三次が不破のところで打ち合わせをした後、家に帰る途中、十二、三才の痩せた娘に、「あたいを買って」と声をかけられます。九兵衛の家で伊与太を引き取り、「松の湯」に寄ってから左内町の家に戻ると、まだその娘が伊三次を待っていました。

「惜春鳥」
呉服屋組合の新年会の座敷に出たお文は、まだ店同士の付き合いに慣れぬ様子の佐野屋四郎兵衛の相手をします。四郎兵衛はお文を年増呼ばわりして、機嫌を損ねましたが、伊与太の言葉に気を取り直します。
見習い組の西尾左内は、本所無頼派について調べたことを、龍之進ら朋輩たちに話します。先日の佐野屋の座敷に呼ばれたお文は、佐野屋の家族に好印象を持ちますが、座敷が終わった後、黒装束の男たちが駆け抜けていくのを見ます。

「おれの話を聞け」
尾張屋が襲われた事件で、本所無頼派は取り調べを受けましたが、確たる証拠は挙がらず、解き放ちとなりました。事件のことを、左内は南町の例繰方同心の義兄から教えてもらっていました。左内の姉の政江は、病で実家に帰っていました。
龍之進は、不破の腰の治療のために、無頼組の一人のいる骨接ぎ医を訪ねることを思いつきます。

「のうぜんかずらの花咲けば」
私娼窟の手入れが行われ、見習い組は宿直を命じられます。龍之進は縄で縛られた女たちの中に、捕縄術の稽古の帰りに見かけた娘・お梅がいるのに気がつきます。お梅は、客をとっていたと言い、吉原に送ってくれるように主張したと聞き、龍之進は驚きます。翌日の宿直の時、お梅は龍之進に、朝まで牢の前にいて欲しいと言います。その時、例繰方の梅田瀬左衛門が姿を見せました。

「本日の生き方」
茜をつれて日本橋の料理屋に支払いに行った帰り、いなみは左内町のお文のところに寄りました。腰の調子が悪いお文に名倉整骨所を紹介します。整骨所を訪ねる途中、お文は亭主が岡っ引きに引っ立てられ、半狂乱の女房に声をかけます。骨接ぎ医からお文は、辻斬りが頻繁に出ている話を聞きますが、骨継ぎ医の弟子の直弥が本所無頼派であることは知りません。

「雨を見たか」
直弥殺しの容疑で本所無頼派の一員であった長倉(吉田)駒之介は幕府の取り調べを受け、吉田家は養子縁組の解消を申し出ますが、長倉家と揉めます。龍之進は、駒之介が勘当されて、召し取ることができるようになるのを期待します。そのことを龍之進と不破が話している時、不破は、昔、殺しの疑いで捕らえて死罪となった男が、本当は下手人ではなかったかのしれないと思ったことを、思い出しました。



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★「髪結い伊三次捕物余話」シリーズ (宇江佐真理)
 「髪結い伊三次」シリーズは、その名の通り髪結いが本業の伊三次が、同心・不破友之進の下っ引きを務めながら事件の解決に奔走する、読み切り連作のシリーズです。  TVでドラマされたこともあり、伊三次は中村橋之助、お文(文吉)が涼風真世、不j同心が村上弘明でした。 ...続きを見る
気ままな読書日記
2009/08/21 17:34

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