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zoom RSS 『冥府神の産声』 北森鴻

<<   作成日時 : 2009/09/15 08:13   >>

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冥府神、アヌビス、とルビが振られる。
確か、島田荘司の作品でアヌビスが出てきたものがあったような気がする。(読んだ記憶もある)

テーマは脳死。脳死者からの臓器移植を進める推進派であった吉井教授が刺殺される。5年前に研究室を去り、医療ジャーナリストである相馬研一郎は、訪れた大学で2年前にやはり研究室を去ったライバルであった九条昭彦の姿を見かける。
相馬は、製薬会社プロパーをなのる時尾、カメラマンを目指す三森仁美、新宿西口でダンボール村でエビスと呼ばれる男に連れられるトウトと呼ばれる少女らと関わりながら、真相を探る。

解説にもあるように、作者が門外漢、医学部を出ているわけではないことを思うと、小説としての完成度は、まあ引き合いに出すのもナンですが、『ナイチンゲールの沈黙』とかよりも高いように思う。あ、念のためですが、私『ナイチンゲール』は、(いろいろ評価があるそうだけど)実はけっこう好きだったりする(汗)

いわゆる社会派ミステリーでもあり、「第二人称の死」の問題など、考えさせられる。

「犯人」そして、ラストの助太刀は、想定の範囲内かもしれないけど、それはそれで手堅いと言えるかも。

前もって、『闇色のソプラノ』みたいな作品を読んであったので、時々誰かの手記だか想念だかが挿入されるのにも戸惑わなかったかもしれない。





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