『かくれんぼ 御宿かわせみ19』  平岩弓枝

「花世の冒険」といい、「かくれんぼ」といい、この巻では(最近フェードアウト気味の)花世ちゃんの役割が大きい。「かくれんぼ」の「かくれんぼしましょう。おにはあなた」これとほぼ同じせりふを姪に言われたことがあったので、読んだ時思わずのけぞった覚えが。作者に孫が出来た頃か!?と疑ったりもしたものだった。

「マンドラゴラ奇聞」
 「かわせみ」に横浜屋弥助と名乗る男が泊まりました。宗太郎の話では、危険な薬種を持っているようです。

「花世の冒険」
 麻生家に長男が生まれ、花世はちょっと寂しい気分です。東吾が迎えに来て、「かわせみ」に行くのが楽しみですが、ある日、花世は一人で出かけようと思いました。

「残月」
 源三郎は「かわせみ」に、島帰りの女を連れて来ました。そのおきたは、人を殺したということですが、源三郎は釈然としないようです。

「かくれんぼ」
 るいやお千絵、七重や香苗は、茶会に出席することになり、東吾が子供たちの相手をすることになりました。源三郎の子・源太郎は、せっかく東吾と出かけられたのに、花世が東吾にまとわりつくのでがっかりです(笑)
 
「薬研堀の猫」
 柳橋の売れっ妓の小てるが、可愛がっていた三毛猫のおたまがいなくなった、と届け出ました。源三郎が探すことになりました。

「江戸の節分」
 浜松から来た女隠居のおかねが、「かわせみ」に滞在しています。その頃、江戸ではねずみ講が流行っていました。

「福の湯」
 深川佐賀町の福の湯では、年に一度、初午の日に、特別の薬湯を沸かします。薬湯の素の入った福袋も配られるので、お吉はもらって来ました。

「一ツ目弁財天の殺人」
 弁財天の社で、名主の娘が殺されました。娘の恋人は、火つけの疑いで牢に入っていました。

(1994.7 文藝春秋/1997.10 文春文庫)

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  • ★「御宿かわせみ」シリーズ 平岩弓枝

    Excerpt: 北海道のあるところのとある旅館が、「かわせみ」という名前でした(^_^;)  確かに、川のそばにありましたけど(笑) Weblog: 気ままな読書日記 racked: 2010-01-25 16:38