『禁裏御付武士事件簿 王事の悪徒』 澤田ふじ子

シリーズ第3冊目。ちょっと前に読んだのだけど、アップし忘れていた(汗)

「蜘蛛の糸」
 市歩している平八は、夜舞い(夜鷹)のお鈴のことを気にかけています。そのころ、四十前後の辻立ち女が殺される事件が続いていました。

「印地の大将」
 御門を通り過ぎていった知恩院宮里坊の留守居役・平松伝右衛門を見た平八は、様子がおかしいと不審に思います。調べてみると、平松は悪党達の罠にはまり、里坊から千両箱や金目のものを引き出してくるよう、脅されていました。

「王事の悪徒」
 若狭屋の弥兵衛は、壷屋善右衛門と渥美屋の遊蕩ものの跡取り・新之助の通夜に出かけます。渥美屋の様子に不審を感じた平八は、弥兵衛に探ってもらうよう頼みます。  

「やまとたける」
 平八が山科を回っていたとき、日ノ岡峠で娘が三人の男に連れて行かれそうになっていました。その娘・お竹はひどく脅えていて、平八や、そして弥兵衛をも「お父はん」と呼びかけるだけでした。  

「左の腕」
 若狭屋に投宿した尾張藩の武家・田中大炊助は、ひどく困窮している様子でした。大炊助は兄の仇を探していましたが、その仇の妹は大炊助の許婚でした。

「呪いの石」
 平八が同僚の市川佐介と立勤めをしている時、広橋大納言家に使える茶之間のお里が墓石の一部を持ち込みました。禁裏では穢れをひどく嫌っており、平八たちは困惑します。

(2003.1 徳間書店/2005.1 徳間文庫)

時代小説ワールド


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  • ★「禁裏御付武士事件簿」 澤田ふじ子

    Excerpt:  日頃は御所の門に門番として立っているが、しかし、実際は幕府の隠し目付という、禁裏御付武士の久隅平八が主人公の連作です。幕府と朝廷との間に事を起こさないように、配慮する必要があります。 Weblog: 気ままな読書日記 racked: 2006-08-29 13:05