『エンドゲーム 常野物語』 恩田陸

「光の帝国」でも出てきた拝島一家の「裏返す」「裏返された」話。娘の時子の話と母の瑛子の話と、最初のうちは時系列がずれて語られる。

「洗濯屋」「包んでしまう」の用語がさすが恩田ワールド。
裏返されたのは、果たしてどちらなのか。異形のものに見えるのはその人のトラウマだったりと、芸が細かい。

傍観的な立場にいたはずの「洗濯屋」火浦がだんだん取り込まれていき(時子に?)、そして常人の高橋(頑張れ!)の観察、なんとなく貧乏くじ(もしくは身から出た錆)の肇(ネタばれ?)、3人の男性のありようも面白かった。






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