『闇色のソプラノ』 北森鴻

何となく恩田陸の『不安な童話』(あら、まだ記事を書いていなかったか)を思い出した。両方のファンから怒られそうだけど、ただ私がそう感じた、というだけのことですから(汗)恩田ワールド、つまり、遠誉野とか常野とかの感じもですね。もちろん、裏返されちゃったりする話ではないわけだけど(あ、石投げないで)、ある場所に関係者が集まってくるなんてのは、いっそ恩田ワールドのように何でもあり~にしてしまっても面白かったかも。

それはさておき。

物語通じてキーとなるのは、「しゃぼろん」という音のこと。水琴窟というのは知らなかった。



以下、ネタバレも含むかも。


静弥にある種の記憶障害があることは、最初から提示されている。
重二郎のもう一つの家庭について、遠誉野の登場人物に関係者がいるだろうとは予測。真夜子でなければあと一人ではあった。




闇色のソプラノ (文春文庫)
文藝春秋
北森 鴻

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  • 『不安な童話』 恩田陸

    Excerpt: 『闇色のソプラノ』(北森鴻)からの連想で読み直す。 Weblog: 気ままな読書日記 racked: 2009-09-03 00:17
  • 闇色のソプラノ

    Excerpt:  北森鴻による「闇色のソプラノ」(文藝春秋)。作品の主な舞台は、架空の街である東京都遠誉野市。どこか遠野を連想させる名前を持つこの街は、唐突に歴史上に現れたという設定だ。遠誉野市の大学生・桂城真夜子は.. Weblog: 本の宇宙(そら) [風と雲の郷 貴賓館] racked: 2009-09-12 14:39