『支那そば館の謎 裏京都ミステリー』 北森鴻

元広域窃盗犯のアルマジロ、もとい有馬次郎、みやこ新聞文化部の自称エースの折原けい、そして大悲閣の住職、京都府警の碇屋警部(狩矢警部ではなく)らが繰り広げる、ハチャメチャのようで実は京都の文化論というか民俗学(!?)的考察の短編集。
「不如意の人」から、ムンちゃんこと大日本バカミス作家協会賞受賞歴のある水森堅もレギュラー入り。

実際の名探偵は住職、元広域窃盗犯があちこち自在に出入りする様子は、まるで時代小説の読みきり連作のようだった。

いやいや、大悲閣が実在とは知らなんだ。


収録作品は「不動明王の憂鬱」「異教徒の晩餐」「鮎踊る夜に」「不如意の人」「支那そば館の謎」「居酒屋 十兵衛」




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