『あばれ彦四郎 鎌倉河岸捕物控』 佐伯泰英

NHK土曜時代劇「まっつぐ」の原作。シリーズ第四弾。今回は、何故か、命を襲われている彦四郎の話。

「第一話 あらみ七つ」
しほは、従姉妹の佐々木春菜の祝言のために、川越へ行きました。
越前福井藩の家臣が袈裟掛けに斬られて堀に投げ込まれました。近くに落ちていた紙片には、「あらみ七つ」と書かれていました。

「第二話 回向院開帳」
信濃の善光寺が回向院で出開帳をするので、坊主が千貫床の小僧に厨子を背負わせて金銅阿弥陀如来の聖画を売っているという話を宗五郎は聞きます。その後、米長の番頭から、一枚一両の阿弥陀手形を十口で八両で売られていると言う話を聞きました。

「第三話 神隠し」
彦四郎は、指名してきた客を屋形船に乗せて隅田村まで漕いで行きましたが、番頭に頼まれて乗せた客に襲われます。宗五郎たちが調べに行った時、彦四郎を襲った男たちは殺されていました。

「第四話 日和下駄」
荷足船で男が小出刃で殺されていました。近くには、歯の折れた日和下駄が落ちていて、下手人は女かもしれないと宗五郎らは考えます。
船を手入れいていた彦四郎は、また襲われます。

「第五話 通夜の客」
商家で餅をついてもらっている間に金が盗まれる事件が相次ぎます。宗五郎たちは賃餅屋に注意して探索を始めます。
政次と彦四郎は、彦四郎を狙った刺客が持っていた刀を持って、研ぎ師を訪ね歩いていました。

「第六話 暴れ彦四郎」
阿波屋再建の縛られ地蔵を彫った石屋が殺されました。川越から戻ってきたしほの絵をみた彦四郎は、しほを送ったときに、宗匠風の老人に挨拶したことを思い出しました。

(2002.6.18 ハルキ文庫)

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