『カッコウの卵は誰のもの』 東野圭吾

スポーツもの、でもあるが同じ作者による『鳥人計画』などと比べると、むしろ医療・遺伝関係のネタなのかも。

往年のアルペンスキー競技で、オリンピック出場歴のある緋田宏昌の娘の緋田風美も、有望な選手であった。「新世開発」の柚木洋輔は、遺伝子・運動能力に関係するFパターンの研究をさせて欲しいと緋田に頼むが、緋田はかたくなに拒む。ある日、緋田のところに長岡で建設会社を営む上条という男が訪ねてきて…


(ネタバレかも)

と、まあ出生の秘密の話だろうというのは何となく予想がつくわけだけれども、単純なすり替えではなくちょっとひとひねり。
さらに、やはりスポーツに適したBパターンの遺伝子を持つ鳥越伸吾のストーリー、これは犯人が云々だけでなく、スキーの他にやりたいことのある伸吾と、体質的には不向きであるけれども冬戦教でバイアスロンをやりたいフジイ少年との対比もあるのだろう。

「カッコウの卵」発言が、鳥越克哉によるものであるのも興味深い。



カッコウの卵は誰のもの (光文社文庫)
光文社
2013-02-13
東野 圭吾

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